永久歯のために乳歯も大切に
投稿日:2022年5月14日
カテゴリ:スタッフブログ
1・2歳の虫歯リスクはいろいろあることを以前お伝えしましたので、少し復習しましょう。
保育園では歯磨き習慣がなかったり、ぐずると甘いものをあげてしまうなどの声もよく聞きます。
特に夜中にぐずってミルクをあげたあとなどは歯磨きできなくて心配ですよね。
乳歯は生え変わるし、虫歯になってもいいんじゃないかと思いがちですが
実は永久歯に影響を及ぼすことも少なくありません。
・乳歯の虫歯が深刻になると、永久歯の表面や歯並びにも影響がでる!?
虫歯が深刻になると歯がボロボロになって早い段階で抜けてしまうと
本来並ぶべき位置からずれてしまうため、歯並びが悪くなります。
また早く抜けたところにまだ未成熟な永久歯が生えると、より虫歯になる可能性が高くなります。
・口の中の環境は引き継がれやすい!
虫歯の原因は乱れた食生活と、きちんと身についていない歯磨き習慣です。
永久歯が生えたらきちんとすればいいと思っていても、食生活や歯磨き習慣を
突然変えることはなかなか難しいものです。
生え変わりが始まるのが5・6歳で、最後の乳歯が抜けるのが10歳ころになります。
ということは、お口の中に永久歯と乳歯が同時に存在する期間が5年近くあるのです。
このように
永久歯が虫歯にならないようにするには、乳歯を守ることもとても大切なので、
歯医者に慣れる意味でも、定期的に歯科検診を受けていただくことをお勧めします。
さいたま市の歯科検診は伊藤歯科医院まで
■ 他の記事を読む■