電動歯ブラシについて
投稿日:2023年6月7日
カテゴリ:スタッフブログ
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
最近では、家電量販店やドラッグストアなどで色々な種類の電動歯ブラシが並んでいて、電動歯ブラシに興味を持たれる方、また使用されている方も多いと思います。今回は、電動歯ブラシについてです。
現在主流な電動歯ブラシは・・・
・反復回転式電動歯ブラシ→小型モーターによる振動や回転によりプラークを機械的に除去する。丸型ブラシが歯を一本一本包み込み歯肉のきわに届きやすい。
・ 音波式電動歯ブラシ→リニアモーターによる高速振動や回転によりプラークを機械的に除去する。また、高速振動から生まれる水流によりプラークを除去する。音波振動は、1分間に2〜4万回。
どちらも、手用では不可能な速さで、振動し短時間でプラークを除去できます。 細かい振動で歯ブラシの毛先が動いているので、歯ブラシを歯に2〜4秒程度当てて、歯列や歯の植立に合わせて方向を変え移動させるだけで歯に付いた汚れを効果的に取ることができます。 手磨きのように歯ブラシ本体を小刻みに動かす必要がない為、歯ブラシを細かく動かしたいのに上手くできない方におすすめです。
機種によって違いがあるので説明書をよく読み、初めて使う方は弱めのモードから使用し、また、ヘッドの種類がたくさんある機種もあるので、歯面に当てやすい大きさ・形を選んで、正しく使用することが大切です。 磨く時間が短くなってしまうと、清掃効果が低下してしまうこともあるので、お知らせタイマーなどがあれば使用するとよいでしょう。
手磨きの歯ブラシに比べて電動歯ブラシは、高価なものになります。購入したのに使いこなせず、使用していないということがあればもったいないですね。もし、下記に当てはまることがあれば、試してみて下さい。
・磨いてもツルツルした感じがしない・・・ブラシ面を歯面に沿わせ、適切なモードでパワーを上げると除去力が上がります。ブラシが小さい場合は磨く時間を長くして、ブラシヘッドが古いものは新しいものに交換してみましょう。
・歯ぐきに傷やいたみが出たことがある・・・ブラシが歯面に沿っていないと、毛先が歯面に当たりすぎてしまいます。難しい場合は、鏡をみながら磨きましょう。 手磨きのように小刻みに動かしてしまうのも、毛先が歯面に当たりすぎてしまいます。歯ブラシヘッドが歯肉辺縁の形に合っていないと傷になりやすいです。
・奥歯が磨きにくい(1番奥のうしろ側)・・・ブラシが歯を覆うように当てたり、ハンドルの握り方や挿入方向を変えて歯に当ててみましょう。
・細かいところまで磨けない・・・機種によっては色々なサイズのブラシヘッドがあるので、小さいヘッドのものや、植毛の角度が違うものを使うと細かいところも磨きやすくなります。また、ブラシを強く歯に当てすぎると毛先が適切に動かず、プラークが除去できません。
電動歯ブラシは、ブラシの到達できない部分のプラークは除去できません。手磨きの歯ブラシと同様、歯と歯の間などはデンタルフロスなどの補助用具を使用しましょう。
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