味覚
投稿日:2022年3月11日
カテゴリ:スタッフブログ
皆さん、こんにちは。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「味覚」についてお伝えさせていただきます。
人の味覚は「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」の5味に分けられます。
この5味を感じる器官の『味蕾(みらい)』は軟口蓋や舌に多く存在し、神経を通して脳の中枢に伝わります。
味覚障害とは何らかの原因によって味蕾や神経、脳に異常が起こり、味を感じられなくなる状態のことをいいます。
①薬剤によるもの
原因となりうる薬剤の服薬後、直後もしくは2~6週間頃に味覚障害を発症することがあります。
治療の原則は、原因となる薬剤の中断もしくは中止ですが、変更できない薬剤もある為、歯科医師・医師と相談の上、亜鉛の補充や口腔内乾燥の治療を行なっていきます。
②食事によるもの
主に亜鉛欠乏が原因で、味蕾細胞の機能不全によって味覚障害が引き起こされます。
治療方法は亜鉛補給です。亜鉛製剤や亜鉛を多く含む食品(レバーや牛肉、チーズ等)を摂取する ことが重要です。
お口の中の悩みがある方は 与野本町 伊藤歯科医院へお越しください。
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