フッ素とキシリトールの併用で強い歯になろう!
投稿日:2023年4月14日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
先月よりLINEも開設し、LINE経由でブログを見ていただけるようになっておりますので
ぜひ登録をしていただき、より多くの方に当院のブログをご覧いただければと思います。
本日は、フッ素とキシリトールを上手に取り入れ、強い歯になる術をご案内いたします。
フッ素入り歯磨き粉
一般的に「フッ素が入った歯磨き粉で磨いていれば大丈夫」とお考えの方が大多数だと思います。
私も、歯科医院で働くまではフッ素は何がいいのか、ただフッ素入りと記載してあれば大丈夫だと思っておりました。
しかし、ドラッグストア等で購入できる市販品と歯科専売の歯磨き粉はフッ素濃度が全く違います。
歯科では薬用歯みがき類製造販売承認基準によりフッ化物イオン濃度は1,500ppm以下と定めら
れているので、歯科専売は1,450ppm程度までのものが販売されています。
ここで、当院で販売しているフッ化物イオン濃度は1,500ppm以下の商品のご紹介です。
フッ化物イオン濃度1,450ppmの歯磨き剤
クリンプロ歯みがきペースト
高濃度フッ化物(フッ化ナトリウム)1450ppmとfTCP(カルシウム、リン酸)の配合により再石灰化を促進し、う蝕を予防します。
チェックアップルートケア
フッ素がエナメル質と象牙質のう蝕を予防し、コーティング剤PCA(ピロリドンカルボン酸)が露出した象牙質表面のコラーゲンをコートします。象牙質にもやさしい無研磨ジェルタイプのハミガキで、高齢者にも見やすいクリアブルーのジェルです。また、泡立ちが少なく、やさしい香味なので、少量の水ですすげます。
チェックアップスタンダード
新成分配合で、フッ素の滞留性が大幅にアップ。フッ素が口腔内のすみずみまで広がりやすいソフトペーストで歯や歯肉にやさしい低研磨性。また、泡立ちが少なく、やさしい香味なので、少量の水ですすげます。
フッ化物配合歯磨剤の効果的な使用方法
年齢 | 使用量 | 歯磨剤のフッ化物濃度 |
---|---|---|
歯の萌出〜2歳※ | 切った爪程度の少量 | 500ppm(泡状歯磨剤ならば1,000ppm) |
3歳〜5歳 | 5mm以下 | 500ppm(泡状またはMFP歯磨剤ならば1,000ppm) |
6歳〜14歳 | 1cm程度 | 1,000ppm |
15歳以上 | 2cm程度 | 1,000ppm~1,500ppm |
※仕上げ磨きに保護者が行う。 ※厚生労働省HPより引用
キシリトール
キシリトールとは虫歯予防効果が実証されている天然甘味料です。
食後にキシリトール配合のガムなどを摂取するのが有効とされています。
むし歯予防のためには、キシリトールが50%以上配合されているガムまたはタブレット5~10gを毎
食後に摂取し、これを継続するとよいと言われています。
当院では、砂糖や水あめなどの糖類が含まれていない歯科専売のキシリトール100%ガムと
タブレットを販売しております。
キシリトール100%ガム
~こんな方におすすめ~
・歯によいことが気になり始めたとき
・より健康に興味が出始めたとき
・間食が多い方はおすすめです。
アップルミント味
マスカット味
クリアミント味
キシリトール100%タブレット
~こんな方におすすめ~
・治療中やガムが噛めないお仕事中に
・小さなお子さまに
・忙しい外出時のケアに
・歯によいことが気になりはじめたとき
・より健康に興味が出はじめたとき
オレンジ味
イチゴ味&グレープ味(しまじろう)
日常生活への取り入れ方
フッ素濃度が高い歯磨き粉は研磨剤が少なめの物が多いです。その為、始めは磨き足りないと感じる
方も多いと思います。
まずは、歯みがき後にキシリトールタブレットを利用してみるのもおすすめです。
最終的にフッ化物イオン濃度1,450ppmの歯磨き粉で磨いた後に、キシリトール100%のガムまたは
タブレットを利用し強い歯になる為に頑張りましょう!
さいたま市中央区でフッ化物イオン濃度1,450ppmとキシリトール100%の商品をお探しの方は
ぜひ伊藤歯科医院までお越しください。
商品のみの来院も大歓迎です。お待ちしております。
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