歯ブラシ以外に何か使いますか?補助清掃道具について
投稿日:2025年3月31日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさん、こんにちは。
いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回のブログは『補助清掃道具』についてお伝えさせていただきたいと思います。
補助清掃道具とは歯ブラシ以外のお口の中を清掃する道具の事をいいます。
みなさんは、毎日歯磨きをしていると思います。何のために歯磨きをしているか…
それは歯の汚れ(プラーク・歯垢)を落とすためですよね?プラークをしっかり落とさないとプラークは細菌の塊なので悪さをすることがあります。
ある研究によると、歯ブラシだけで磨いた場合、約60%の汚れしか落とすことができないという結果が出ており、残りの約40%の汚れが歯周病やむし歯、口臭の原因になっていると言われています。では、残りの40%の汚れを何で落とせばよいか。。。
歯ブラシ以外に何を使ってお口の中の掃除をしたら良いでしょうか?補助清掃道具には歯ブラシのほかに歯間ブラシやフロス、タフトブラシなどさまざまな補助清掃道具があります。それぞれの道具には特徴があり歯ブラシだけでは届きにくい場所の清掃に役立ちます。
《デンタルフロス》歯と歯の間の狭い隙間に有効です。糸巻きタイプとホルダー付きのフロスがあります。フロスを使うと歯と歯の間のむし歯を予防することができます。
《歯間ブラシ》歯と歯の間の広い隙間の清掃に有効です。サイズが豊富なので自分の歯の状態にあったものを選びましょう。フロスだけではプラークが残りやすい隙間に歯間ブラシを通すと汚れが落ちてきます。歯間ブラシをゴシゴシ通してやりすぎてしまうと歯が削れてしまうので、やりすぎは要注意です!!
《ワンタフトブラシ》歯並びが重なった部分や、矯正器具の周り、生え途中の歯などの通常の歯ブラシだけでは届きにくい所の清掃に適しています。お子様だけで使うと磨き残しが出やすいので、保護者の方の管理が必要です。
フロスの種類や歯間ブラシのサイズなど自分では判断できないと思うので、歯科医師・歯科衛生士にご相談ください。
1日1回使用できたらベストですが、まずは1週間に1回、2~3日に1回から始めてみてはいかがでしょうか。
歯ブラシ・フロスについてのご相談 与野本町 伊藤歯科医院までお待ちしております。
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