【口腔機能】について⑨
投稿日:2022年5月25日
カテゴリ:スタッフブログ
前回は【口腔内以外でのチェックポイント】についてお話してきました。今回も例題を交えて説明していきます。
【気づき】は誰がするものか
前回は【口頭】での問診の落とし穴と解決方法について説明してきましたが、気づくポイントとして我々が注意しているのが本人(お子様)はもちろんのことご家族の方が気づいているかという点が重要なポイントです。
本人の無自覚症状(癖)はどのタイミングで起こっているのか、どのくらいの頻度で行われているのかを知る為にはご家族の協力が必要不可欠となります。症状を詳しく知る為にもまずはご家族がお子様の無自覚症状をわかっているか尋ねます。実はこのご家族の方への問診こそポイントの1つで、お子様の症状について説明しても何のことかわからない方やそんなことないと反論する方も少なくありません。もちろんこちらとしても日常的に観察しているわけではない為偶々行った可能性もあります。しかし、口腔内に原因と思しき症状が診られたためご家族の方へ質問を取ったのであって、何もないところから質問をすることはありません。なので、もし覚えのないことを質問されたとしてもそこは一度受け止めて頂いて改めてお子様の観察を行ってみて下さい。そしてその時は必ず記録をとってみて下さい。記録は写真や動画が有効的です。お子様も日常生活でのリラックスした状態と医院での緊張した状態では違った行動をする可能性がありますので、ご家族の方は日常的にどのような行動をしているのかをチェックしてみて下さい。
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