お口がポカンと開いていませんか?弊害や改善方法について|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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お口がポカンと開いていませんか?弊害や改善方法について

投稿日:2024年8月30日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは。いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は口がポカンと開いてしまっている状態についてお話ししていきます。口が自然に開いてしまう状態は口唇閉鎖不全症と呼ばれます。

お子様で指摘される場合が多いですが、大人の方でもこの状態の方はいらっしゃいます。最近ではマスクなどを着用している影響により口が開いている方もいます。

口が開いている状態が続いてしまうことで様々な弊害があります。口が開いていることで口呼吸になっている方も多いです。口呼吸ではお口が乾燥するだけでなく鼻呼吸と比べて風邪や病気にかかりやすくなるなど全身の健康にも悪影響を及ぼします。また口腔内が乾燥することで唾液の量が減少してしまい、唾液の自浄作用が低下し汚れが残りやすくなることでむし歯や歯周病のリスクが高まります。さらに細菌の量が増加するため口臭が発生しやすくなります。また乾燥により歯に着色が付きやすくなります。またお子様の場合は上顎の成長を妨げることや唇により歯が抑えられないことで上の前歯が前に出てきてしまいやすく、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼします。歯並びをきれいにしたとしても口がポカンと開いている状態が治っていなければまた歯並びが悪くなってしまうリスクもあります。

原因として口周りの筋力不足やアレルギー性鼻炎などによる慢性的な鼻詰まりにより鼻呼吸が困難な方、歯並びが悪くお口が閉じにくいなどが挙げられます。

改善方法としてアレルギー性鼻炎などで鼻呼吸が難しい場合はまず耳鼻科を受診し診てもらいましょう。口周りの筋肉を鍛えるためには、食事をよく噛んで食べること、あいうべ体操や風船を膨らませるなどのトレーニング、リップルトレーナーなどの専用の器具を使用することも有効です。歯並びに原因がある場合は矯正治療を行いつつ口周りの筋肉を鍛えるトレーニングも行うと良いでしょう。また口呼吸が癖になってしまっている場合もあるためその場合は鼻呼吸テープなどを使用するなどして無理のない範囲で鼻呼吸を促すようにすると良いでしょう。

口がポカンと開いている状態は口腔内、全身に様々な悪影響があるため、改善することが必要です。ただしご自身やご家族だけで治すことが難しい場合もあります。自身で気になった場合や他の人から指摘があったなどお子様やご自身に不安がありましたらお気軽にご相談ください。確認しサポートをさせていただきます。

さいたま市で口がポカンと開いた状態や口呼吸、歯並びでお悩みの方はぜひ伊藤歯科医院にお越しください。

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