歯がしみる?それは虫歯ではなく知覚過敏!!
投稿日:2024年6月10日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。本日も伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は知覚過敏についてお話しさせて頂きます。
「冷たいもので歯が痛い・・・」
そのような痛みの症状がでたことはありませんか?
日本人の8%~57%象牙質知覚過敏という報告がされています。
★どのような痛みと症状?
(速い痛み・鋭い痛み)
※痛みは数分続くが刺激の消失とともに痛みも消退。
痛みのありかがはっきりしない。
歯肉で覆われていた歯の過敏な部分や表層の硬い組織(エナメル質)がなくなると露出した象牙質に口の中のさまざまな刺激によって生じる。
刺激が象牙細管と呼ばれる細い管から神経に痛みを感じる。
⇩⇩⇩セルフチェック⇩⇩⇩
□冷たいものや熱いものがしみる
□甘いものがしみる
□冷たい空気がしみる
□歯ブラシをあてると歯がピリッと痛む
□歯が長くなったように見える
□歯にくびれが出来ている
などがあげられます。
そもそも原因は?なぜおきるのか?
・歯周病★歯肉が退縮し歯の根元が露出
・象牙質露出★くいしばり、歯ぎしり、過剰なブラッシングなどで露出
・むし歯★象牙質まで進行したむし歯菌の刺激が神経に伝わる
・プラーク(歯垢)★プラークの細菌が出す刺激物質が神経に伝わる
・歯石★除去後敏感になり刺激が伝わりやすくなる
・治療後★詰め物が神経に近い場合でやすい
・ホワイトニング★薬剤が歯に浸透すると痛みがでる
などの原因はいろいろあります。
対処法は?
歯磨きを避けてしまうと症状が悪化することがあります。
やわらかめの歯ブラシや知覚過敏予防の歯磨き剤を使う、ぬるま湯で口をすすぐなどで痛みを軽減し丁寧な歯磨きを心掛けましょう!
当院で販売している知覚過敏歯磨き剤は、システマセンシティブです。
市販で売っている知覚過敏歯磨き剤で試しても効果は有ると思います。
ぜひ使ってみて下さい。
なお、歯ぎしりやくいしばりがある方は、それが知覚過敏と関連している可能性があるかもしれないので、必要に応じては歯ぎしり防止のナイトガードなどを作製し、使用していただきます。
日中の噛みしめや食いしばりがある方は、意識して歯と歯がくっつかないようにしてみるのも症状改善します。
自己流の歯磨きや歯磨き剤選びが間違っている可能性がありますので、症状が気になる方は一度お近くの歯科医院で診てもらって下さい。
歯医者さんで定期的に見てもらうのも大事です。
さいたま市 予防歯科 伊藤歯科医院へお越しください。お待ちしております。
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