子どものおやつについて②
投稿日:2022年6月21日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
前回、子供のおやつは、栄養を補う食事のひとつとお伝えしました。3歳までは1日2回、3歳を過ぎたら1日1回を目安に時間と量を決め、空腹になってからあげるのが理想的です。
おやつの与えすぎは、肝心な食事を食べなくなってしまい、また、ダラダラ食べるのは虫歯のリスクを高めてしまいます。
歯垢の中に存在する細菌は、お口の中に糖が入ると分解して酸をつくります。その酸により口の中は酸性に傾きますが、唾液の緩衝作用によって徐々に元の状態に回復します。
歯垢の中のpH(酸性とアルカリ性の度合いを表したもの)は、通常pH7に保たれています。食べ物が口の中に入るとpHは酸性に傾きます。pH5.5になったとき、歯の脱灰が始まります。これがくり返されると虫歯が発生しますが、唾液が30分程で再石灰化を促し元の状態に戻してくれます。
しかし、ダラダラとおやつを頻繁にとっていると、再石灰化が妨げられ、常に酸性に傾いた状態になってしまうので、歯の脱灰が進み虫歯になってしまいます。
虫歯を防ぐ為、おやつは虫歯になりにくいものを選び、時間を決めてあげましょう。
お口の中できになることがありましたら、さいたま市中央区歯科 伊藤歯科医院までご連絡下さい。
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