口腔機能について⑥|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

抜かない・削らない治療

お問い合わせ・メール相談

駐車場13台

訪問歯科対応

キッズルーム

048-857-5441

予約制埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-11-12

口腔機能について⑥

投稿日:2022年3月10日

カテゴリ:スタッフブログ

前回は【口腔機能のトラブル】についてお話してきました。今回は【口腔とその周りの関係】についてお話ししていきます。

 

【口腔機能】と周りのバランス

これまで口腔機能と悪習癖についてお話してきましたが、口腔機能が正常に稼働するには悪習癖の有無だけでなく口腔内外の相対関係のバランスが崩れてもうまく機能しません。口腔内外にはそもそも何があるかご存じですか?歯はもちろんのこと舌・口唇・頬(筋肉)等があります。これらはどれがかけてもいけません。悪習癖の代表例として指しゃぶりがありますが、これは指の力・位置・期間によって上顎・前歯等が前突にしやすくなり行っているに対して声掛けが保護者の方にされやすいです。しかし実は前突させるのは指だけではありません。舌も乳幼児期から学童期にかけて成長と共に正常に発達がしていないと前突の原因になりうることもあります。これは舌の機能が授乳を行う動きから食物を摂取する成熟型嚥下が出来ているかによって舌を前に出す動きがそのまま残ってしまうことによって起こるものです。また他にもポカン口が続くことで口の周りにある口輪筋がうまく機能していないことが原因で前歯を抑える機能が働かず前突を助長する原因になることもあります。これと同じく頬筋も側方圧かけることで臼歯部の歯の正常な位置になるよう支えています。これらから悪習癖だけに注目するのではなく口腔機能の正常な発達が出来ているかを知ることも大切なことがわかります。問題なく機能していたものも成長と共に変化しなければならないにもかかわらず残っていることで成長の妨げになることもあるので、気になる方は一度受診して問題がなかったとしてもかかりつけ歯科医院を作り定期的に診てもらいましょう。

 

お子様のお口のトラブル・癖・習慣が気になる方は 与野 歯科 予防で検索してみて下さい。​

■ 他の記事を読む■

トップへ戻る