乳歯の生え変わりについて|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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乳歯の生え変わりについて

投稿日:2024年12月23日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。伊藤歯科医院のブログにおこしいただきありがとうごさいます。

今回はお子様の乳歯の生え変わりの疑問についてお話しさせて頂きます。

まず、いつ頃生え変わるのか。

歯によってそれぞれ生え変わる時期が異なります。

前歯(中央) 6歳~8歳

前歯(横) 7歳~9歳

犬歯 9歳~12歳

臼歯 10歳~12歳

しかし、これらは大体の目安になるのでこの時期に抜けていないといけない、抜けていないと何か問題があるということではありません。

1人1人抜ける時期は異なりますので早い遅いをそれほど心配しなくても大丈夫です。

 

では次に、歯がぐらぐらしてきたらどうしたら良いのか。

乳歯の下にある永久歯が成長してくると、乳歯の根っこをすこしずつ溶かしていくので

根っこがなくなった乳歯はぐらぐらし始めることで抜けます。

少しでも歯がぐらぐらし出すと早く抜きたい!となるお子様もいらっしゃいます。

ですが、根っこが十分に溶けていない状態で無理に抜いてしまうと歯ぐきが傷ついたり歯の根っこが歯ぐきの中に残ってしまう事もありますので無理に抜くのはNGです。

ぐらぐらし始めたらお子様自身が舌や指で少しずつ揺らして自然に抜けるのを促すことは問題ありません。

また、ぐらぐらしているのみでお痛みなどが無い場合は自然に抜けるまで経過をみていただいて大丈夫です。乳歯が抜ける前に永久歯が生えてくるのは珍しいことではありませんので、ご心配かとは思いますが以下のことを確認してみてください。

どういった場合に受診が必要か

お食事の時や何もしていなくてもお痛みがある場合

→歯科医院で歯を抜く処置をさせていただきます。

乳歯が抜けずに永久歯が生えてきている場合

→永久歯の位置がずれている事により、乳歯の根っこが溶けることが難しくなっている可能性があります。その場合は自然に抜けるのが難しいことがあります。

 

永久歯が先に生えてきてしまうと困ることとは?

歯が重なって生えてしまっているので、汚れが溜まりやすくなってしまいます。

新しく生えてきている永久歯に汚れがたまると、むし歯のリスクがあがってしまいます。

また、歯並びへの影響も考えられます。

乳歯が残ったままで永久歯が生えてきて、すぐに歯を抜く処置を行なった場合であれば永久歯は元の位置に戻ってくることが多いですが、年単位でそのままにしてしまうと改善されない可能性が高くなってしまいますのでお気を付け下さい。

 

気になる事、わからないことがございましたら一度ご連絡ください。

 

 

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