味覚障害
投稿日:2020年3月2日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!
今回は味覚障害について紹介させていただきます。
まず、味とは舌や口蓋などにある味蕾(みらい)によって感じます。味蕾には5種類の受容体があります。(塩味、酸味、甘味、苦味、うま味)
この味蕾への何らかの障害によって味覚障害は引き起こされます。
①味蕾への外的障害・放射線治療
舌や口蓋への炎症や外傷、火傷によるものです。
②味物質の到達障害
舌苔(舌の汚れ)や唾液減少によるもの
③味蕾細胞の内的障害
亜鉛欠乏症、全身疾患(ビタミンA・B2・B9・B12・貧血等)によるもの
④心因性
うつ病・不安精神病などの心因性ストレスによるもの(本人が自覚していない場合が多い)
⑤味覚伝導路障害
味を感じる神経への障害によるもの
⑥老化
よく味覚の減退は歳をとったせいだといわれていますが、70歳代でも甘味の閾値は20歳代と
有意差は無いと言われています
など様々な原因があります。一概に自分がどのタイプだとはわかりづらいとは思いますが味覚に関してご質問があればさいたま市中央区の伊藤歯科医院へご相談ください!
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