オーラル・フレイル(お口の衰え)
投稿日:2020年1月27日
カテゴリ:スタッフブログ
皆さんはオーラル・フレイルって言葉を聞いたことがありますか?
歯・口の衰えは、体が弱るサインです。
老化は足腰ではなく、実はお口からやってきます。
将来、要介護にならず健康で自立した生活を維持するためには、お口の病気を予防し、
高齢期に体が弱っていくサインである「オーラル・フレイル」を無視せずに
回復に向けた取り組みを行うことが必要です。
オーラル・フレイル(お口の衰え)のセルフチェック
☐かめない
☐むせる
☐活舌が悪くなった
☐食べこぼす
これらに当てはまる人は かむ力・飲み込む力の低下が心配されます。
これにより、フレイル(体の衰え)につながるのです。
その結果、介護が必要な生活になってしまうリスクが高まります。
フレイルとは・・・
・低栄養状態
十分に栄養が取れず(低栄養)、体力や病気への抵抗力が落ちる
・誤嚥性肺炎
歯周病菌などの細菌が唾液や飲食物と一緒に気管から肺に入って肺炎を起こす
・認知症
口を動かす機会が減ると、脳への血流が悪くなり、脳の認知機能が下がる
・転倒、骨折
栄養不足のため筋力が低下し、転倒しやすくなり、骨折の危険が高まる
「食べること」によって、活動する力・意欲が生まれ、
外出や人との交流(社会参加)が増えます。
心身ともに健康で、充実した高齢期を過ごすために、歯と口の健康が大切です。
そのために皆さんも定期的な健診を受けられることをお勧めします。
南与野・与野本町の歯科検診はぜひ伊藤歯科医院まで
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