糖の過剰摂取を控えてむし歯予防と全身疾患の予防
投稿日:2024年6月21日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは!6月ももうそろそろ終わりそうですが暑い日が多く熱中症が心配な季節が近づいてきました。暑さ対策しっかりして夏に備えていきましょう! では今回はみなさんの毎日の食事に必ず入っている糖についてお話していきます。糖と聞いたらむし歯になるのでお菓子などの甘いもの控えたりしなくてはと思う方も多いと思いますが、糖の過剰摂取を控えることでむし歯はもちろん全身疾患の予防もできます。 炭水化物とは、人間が消化・吸収できる糖質と消化できない食物繊維の総称のことです。 糖質は1〜2個の単糖類からなる糖類と3〜9個の単糖類から構成される少糖類、10個以上の単糖類からなる多糖類などにわかれます。 肥満やむし歯への影響のリスクによって糖類を区別している あるガイドラインでは、肥満やむし歯への影響のリスクから糖類を天然糖、乳製品糖、遊離糖に分類しました。 総糖 すべての単糖類、二糖類(ぶどう糖、果糖、ガラクトース、ショ糖、乳糖、麦芽糖) ↓ *天然糖 生鮮果実、野菜や穀物に自然に存在する糖 *乳製品糖 母乳や牛乳、乳製品に自然にふくまれる糖 *遊離糖 食品や飲料の加工調理で加えられる単糖類や二糖類と、はちみつ、シロップ、果汁、濃縮果汁など に存在する糖 肥満や糖尿病になりやすい糖がある 遊離糖摂取の最も大きな要因として、加藤のコーヒーや紅茶、甘味飲料、エナジードリンク、スポーツ飲料や、近年ではフレーバーウォーターなどからの過剰摂取があげられています。 これらの摂取量が多いほど、体重が増え、必要な栄養素の摂取量が少なくなることが問題とされています。 飲料の栄養成分表示で、ブドウ糖果糖液糖・果糖ブドウ糖液糖・高果糖液糖・砂糖混合異性化液糖などの表示をみたことはありませんか?これらは異性化糖といい、製造コストが安いこと、液体であること、砂糖より低温で甘みを感じやすいことから、清涼飲料水やアイスクリームなどに多く使用されています。また、砂糖に比べて肥満や糖尿病になりやすいことも明らかにされています。異性化糖の摂取の抑制は、遊離糖の摂取のコントロールにも関係していると考えらてれています。 遊離糖25gとはどのくらいか? ・砂糖 小さじ8杯強 ・コーラ 約220mℓ ・板チョコ 2枚弱 ・オレンジジュース 約250mℓ 甘味飲料や甘味食品での遊離糖の習慣的な摂取を減らすことはむし歯予防そして全身疾患の予防にもなります。甘いものは、むし歯になるから減らそうと考えるかたも多いと思いますが、全身にも影響があることを再認識していただくことが重要です。 さいたま市 中央区 鈴谷 むし歯・砂糖・全身疾患 お悩みある方ぜひお越しください
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