エナメル質形成不全について
投稿日:2019年12月17日
カテゴリ:スタッフブログ
エナメル質形成不全についてお話しします。
歯の表面のエナメル質の形成が不完全な状態であり、歯の一部に白、黄色、茶色の変色がみられることを言います。
原因は様々で、全顎的におこるものは遺伝と考えられています。
局所的におこるものとして、乳歯の場合、母体の栄養障害(カルシウム、リンの不足。ビタミンA、C、Dの不足)、早産、妊娠初期に母親が服用していた薬の影響等があります。
永久歯の場合は、乳歯の時に虫歯が大きく歯の神経を失ったり、乳幼児の栄養失調、歯をぶつける(永久歯の歯胚にダメージ)等が考えられます。
エナメル質形成不全は歯の質が弱いため、虫歯になると進行も早くなります。また、ザラザラしていて汚れも溜まりやすいので毎日ていねいな歯磨きをする事が大切です!歯磨き粉は研磨剤があまり入ってないものを選びましょう!
当院では定期的に検診を受けて頂き、クリーニング後に高濃度のフッ素を塗っています。変色している部分は、バリア機能が不十分なのでフッ素で歯を強くして虫歯を予防していきましょう!
さいたま市中央区歯科健診でお探しの方は伊藤歯科までお越しください。
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