舌は磨いた方が良いの?ケアの方法について|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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舌は磨いた方が良いの?ケアの方法について

投稿日:2024年10月21日

カテゴリ:スタッフブログ

前回舌の構造・舌苔(舌についた汚れ)についてお話していきましたが、今回は付いた舌苔の取り除き方についてお話していきます。

 

まず一部の方は「舌のケア(お掃除)なんてしたことがない」「今まで何も問題がなかった」と、思われる方もいるかと存じます。確かに舌のケアを何もしてなくても問題が必ずしも起こるわけではありません。しかし、高齢になるに現れるトラブルと気を付けた方が良い体質の方がいます。風邪の予防に手洗いをするのと同じで、しないことで何かしらの症状が発症する可能性があるのであれば予防したことに越したことはないでしょう。

では、そのままケアをせずにいるとどのような症状が発症するリスクがあるかお話します。

 

舌のケアを優先的に行った方が良い方は、前回舌苔の説明した際にお話させていただいた方が該当します。

主に唾液の出にくい方:シェーグレン症候群・糖尿病・唾液腺障害等やホルモンバランスの変化・加齢・緊張状態・ストレス、近年では増加傾向にある・花粉症や慢性鼻炎の処方薬の服用など

 

これらは唾液が出にくいことでの舌苔の発生しやすさが考えられる為です。

 

 

舌に残りやすい飲食物等:コーヒー・紅茶・着色料の強い物・葡萄やオレンジ果汁・乳製品など

 

残りやすさではタバコも上記に該当します。これらは舌に一定時間定着しやすいことや既に付いてしまった舌苔にも同様に付着しやすく長時間口腔内に留まることで口臭の原因になりうることがある為です。

 

 

体質的な問題:循環器系の疾患がある方免疫力がない方高齢の方など

 

舌苔は細菌の塊でありそれらが体内に入り込んだ時健康時であれば問題はあまりありませんが抵抗力が低い方気を付けた方が良いでしょう超高齢化社会となった現代での問題視されている高齢者の死亡原因の一つである誤嚥性肺炎も舌苔が原因となりうる可能性は大いにあります。

 

また、これからの風邪が蔓延しやすい季節的はインフルエンザやコロナウイルスの予防にも繋がる為舌のケアをしたほうが良いといえるでしょう。

 

次に舌苔はどのように取り除いたら良いかの方法についてお話します

 

1つは舌クリーナー(舌専用補助器具)の使用

大きく別けてヘラタイプとブラシタイプがあります

どちらも奥から手前に軽く引くようにして取ります。数回繰り返し1日に1~2回行います

ブラシタイプの方が絡め取りやすくはありますがヘラ体躯の方が器具本体の洗浄が行いやすく清潔に保ちやすさはあります。

注意点は奥に行き過ぎると嘔吐反射が出やすくなり、強くこすり過ぎると味蕾を傷つけやすく為力加減に気を付けて下さい。各メーカーにもよりますが、約2ヵ月使用できるタイプが多いです。

2つ目はガーゼの使用

高齢の方や寝たきり、麻痺がある方は介助者の方が使用するとき用いられることがあります。また硬く粘度がました舌苔はこちらの方が痛み無く取れることもあります。

 

ご自身の舌に状態・色・掃除方法等気になる方は さいたま市 与野 歯科医院 で検索してみて下さい。

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