シェーグレン症候群
投稿日:2021年8月5日
カテゴリ:スタッフブログ
シェーグレン症候群とは、慢性炎症による唾液腺・涙腺破壊と分泌障害がおきる全身性自己免疫疾患です。原因不明の疾患です。
治療法は唾液腺・涙腺及び腺外病変における慢性炎症抑制という観点から、ステロイド性抗炎症薬や免疫抑制薬の効果が期待されます。しかし、おもに副作用に対する明確なエビデンスがないことから、積極的な使用は一般に勧められてはあらず、対症療法が主体となります。
症状としては、単なる乾燥症状のみではなく、乾燥に伴う随伴症状、腺腫脹、不定愁訴が前面となることがあります。
口腔内への影響も多く、乾燥症状以外にも唾液腺腫脹、口臭味覚障害、舌痛症、口腔痛症、摂食嚥下障害、消化器障害、感染症、う蝕、歯周病、粘膜疾患などがあります。
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