歯周病と認知症
投稿日:2020年10月7日
カテゴリ:スタッフブログ
歯と口の健康が全身の健康につながることは以前より知られているかと思います。
とくに認知症につきましては、歯の数が多い人ほど認知症になりにくいことは以前よりわかっていました。
歯が20本以上残っている人に比べて、歯が1~9本しかない人の認知症発症の危険度は、1.81倍になると言われています。
歯の本数が多いと、よくかめて脳が活性化します。
また、何でも食べることができて栄養状態が向上するため、認知症を予防します。
そして先日、認知症の原因物質が歯周病によって蓄積する仕組みを解明したとのニュースがでました。
歯周病菌が、認知症の原因となる異常なたんぱく質が脳に蓄積することを加速させてしまうらしいのです。
「アミロイドベータ」などの異常なたんぱく質が長年、少しずつ脳に蓄積し、認知症の7割を占めるアルツハイマー病の発症や、症状の進行につながるとされています。
このように、歯周病と認知症は深いかかわりがあることがわかりました。
歯周病の治療や予防をすることで、認知症の発症や予防ができると思われます。
さいたま市中央区で歯周病の治療や予防をお考えの方は、伊藤歯科医院まで!
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