おこさまのむし歯を防ぐ為にできること
投稿日:2024年10月3日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、おこさまのむし歯を防ぐ為に歯科医院でできること、またおうちでできることについてのお話をさせていただきます。
子どものむし歯がどうして進行しやすいのか
乳歯は永久歯と違って歯の表面を覆っているエナメル質の厚さが薄いのが特徴です。エナメル質が歯の中で一番硬いのですが、エナメル質が薄いためすぐにやわらかい層にむし歯が進行してしまうのです。乳歯がむし歯になると進行が早く、大人の虫歯よりもあっという間に穴が開きます。また、穴が開いていないよう見える歯と歯の間のむし歯が出来てしまうと保護者の方が早期にむし歯を発見することが難しくなります。
子どものむし歯ができやすい原因とは
1、歯磨きがいきとどいていない
年齢が上がるにつれて自分で磨くことが増えると思いますが、出来るだけ小学校低学年の内までは仕上げ磨きをして頂く事が必要です。奥歯や歯の裏側といった部分の歯みがきは低年齢のうちは磨き残しが起こってしまいます。
また、小学校高学年になったら磨けるようになるかというとそういうわけではありません。磨き方の練習などが必要です。お家でも保護者のかたのチェックなどをして頂く事も大切です。
2、間食
小さなお子さまは、一回の食事の量がまだ少ないために間食が必要です。そのため、食事と食事の間の時間が短くなります。
食事の後にはお口の中が酸性になります。唾液の作用により中性にもどされるのですが、その時間が短くなるので唾液の働きが間に合わなくなりやすいのです。そのため、むし歯のリスクがあがるのです。
では実際にむし歯を防ぐ為には…
1、間食の時間や回数を決める
先程、間食についてお伝えしましたが間食すべてがだめということではなく、食べる時間や回数をきちんと決めてとるようにして頂くことでリスクを下げることができます。
2、毎日の歯磨き
毎日歯磨きをする習慣をつけること。また、仕上げ磨きやお口の中のチェックを行なうこと。
歯に汚れが付いたままになる事でむし歯になります。歯磨きをしてきれいに保つことが大切です。
子どもが自分で歯磨きをするだけでは不十分なところがでてきてしまうので仕上げ磨きを行うことも重要です。
3、フッ素
フッ素は歯を強くして、むし歯を防いでくれる作用があります。
歯科医院で定期的にフッ素の塗布をおこなったり、ご自宅での歯磨きの際の歯磨き剤にフッ素が配合されている物をご使用ください。また、フッ素のジェルもございますので使用方法などお気軽にスタッフにお声掛け下さい。
4、歯科医院での定期検診
毎日の歯磨きを行なっていても磨き残しや初期虫歯を見つけることはなかなか難しいこともございますので、定期的な検診と歯のおそうじをすることでむし歯を防ぎます。また、磨き残しの部分を確認し、磨き方をお伝えさせていただきますので検診の際はぜひお家でご使用の歯ブラシをお持ちください。
お子さまのむし歯を防ぐ為にぜひ定期的な検診へお越しください。
さいたま市中央区で歯科検診を行なっている歯科医院をお探しの方は伊藤歯科医院へご来院ください。
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