虫歯菌ってどんなものがあるの?〜ミュータンスレンサ球菌編〜
投稿日:2020年3月16日
カテゴリ:スタッフブログ
虫歯菌は数種類あります。今日はその中でもミュータンスレンサ球菌についてお話ししていきます。
ミュータンスレンサ球菌の特徴
・酸を出す
・耐酸性
ミュータンスレンサ球菌は水に溶けないネバネバした不溶性グルカンというものをつくりだし歯にくっつく能力があります。無傷の歯の表面にもくっついて一から虫歯を作り出すことができます。
また、ほかの菌もくっつけて塊(プラーク=歯垢)をつくります。
そして糖質を分解して酸を出すため歯が溶かされていきます。
・母子感染も…!
歯が生えていないと、ミュータンスレンサ球菌はくっつくことができません。つまり生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には定着できません。生後19〜31ヶ月頃が最も危険な時期であるとされています。
赤ちゃんだけでなくお母さんのお口の管理をする事で赤ちゃんの感染を防止しましょう。
ミュータンスレンサ球菌の増殖の抑制にはキシリトールが効果的です!
(細菌がキシリトールを摂取しても、キシリトールから何も採ることができないので、逆にエネルギーを消耗してしまい増えることができません。)
キシリトールはガム以外にもタブレットも販売されています。タブレットの味も美味しいので大人の方もお子さんも、いつでも気軽に虫歯予防できますね!
定期的な検診、クリーニングを受けてお口の中をチェックし、清潔に保てるようにしましょう。
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