癖から起こる噛みあわせ
投稿日:2020年8月4日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは!最近は毎日暑い日が続いていますね。暑さ対策をしっかりとしていきましょう!
今日は癖から起こってしまう噛みあわせについてお話しさせて頂きたいと思います。「開咬」という噛みあわせをご存じですか?開咬とは、奥歯で噛んでいる時でも前歯が噛み合わず上下前歯の間に隙間ができてしまう噛みあわせのことです。
開咬の原因として、指しゃぶりや食べ物を飲み込む時、しゃべる時に舌を上下前歯の隙間に入れる舌癖(弄舌癖)などの口腔習癖という癖があります。上下の前歯の隙間が広がり、開咬になってしまいます。
指しゃぶりは基本的に4歳くらいまでだと言われています。それ以上してしまうと歯並びや噛みあわせに影響が出やすくなってきます。そのため、4歳くらいまでに指しゃぶりをやめるように指導します。
舌癖は、癖を治すための舌の訓練をします。この舌の訓練のことを、MFT(口腔筋機能療法)と言います。MFTとは口の周りの筋肉の働きを整える訓練のことです。
MFTをしても開咬が改善されなかった場合は、矯正治療で治すことも可能です。開咬は、放置しておくと歯並びや顎の骨に影響が出てしまったり、年齢を重ねるほど治りにくくなるため、早めに治療することをおすすめいたします。
当院でも矯正治療を行っておりますので、開咬に悩まれている方や、歯並びが気になる方は一度伊藤歯科医院にご相談に来られてみてはいかがでしょうか?
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