親知らずの抜歯って必要?抜歯時の痛みや、腫れは?|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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親知らずの抜歯って必要?抜歯時の痛みや、腫れは?

投稿日:2022年11月7日

カテゴリ:スタッフブログ

伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
親知らずとは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯で、第三大臼歯が正式な名称で、
智歯(ちし)とも呼ばれています。
親知らずは、前歯から数えて8番目にあり、永久歯(大人の歯)の中で最後に発育します。
永久歯は通常15歳前後で生え揃いますが、親知らずは生える時期が概ね10代後半から20代前半で
す。ごくまれに30代以降で生えるケースもあります。
カウンセリングを行うと『親知らずは抜いた方がいいんですか?』というご質問を受けることがあ
りますが​、親知らずが上下できちんと生え、噛みあっている状態であったり、顎の骨の中に完全に埋
まっており、周りの歯や骨に悪い影響を与えることがないと考えられ、痛みや腫れ等の症状が無けれ
ば直ちに抜歯をするような状況ではないと考えられます。
ただ、上記のような状況は極めてまれで、ほとんどの場合が下記のような症状に該当します。
・親知らず自体もしくは隣の歯がむし歯になってしまった:親知らずは一番奥の歯なので治療機器が
届きにくく、その後の手入れも困難です。治療が出来たとしても、むし歯が再発するケースが少なく
なくありません。親知らずがむし歯になったら治療をせず抜いてしまった方が良いケースもありま
す。
・横向きに埋まっており前方の歯に影響を及ぼしている:第二大臼歯の吸収(歯の根が溶かされるよ
うに浸食される事)を引き起こすので、親知らずを抜くことが多いです。
・いつも食べ物がつまったり、歯肉の腫れ、痛みを繰り返している:親知らずが中途半端に生えてい
て歯の一部だけが見えている場合は、食べものが詰まりやすく、不潔になり周囲の歯肉に炎症を起こ
しやすくなっているため、腫れや痛みを繰り返します。
・骨の中に埋まっているが、エックス線写真で袋のような影がみられる:このような状況の病気を嚢
胞といい、病気の発育により顎の中の神経を圧迫したり、膿の袋を作り、患部に痛みや腫れを生じま
す。
では抜歯をした場合はどのような症状が起こるのでしょうか?
抜歯後、麻酔が解ける頃に痛みを感じることがあります。 特に歯茎を切開したり、顎の骨を削った
りして親知らずを抜いたケースでは、抜歯後1週間近く痛みが続くこともあります。
また、腫れのピークは痛みから少し遅れて2日後ぐらいです。 
親知らずの事で気になる方は、親知らず 抜歯 痛み腫れ で検索してください。

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