検診時のむし歯の分類(C1,C2など)|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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検診時のむし歯の分類(C1,C2など)

投稿日:2025年3月27日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。                                      
いつも伊藤歯科医院のブログを拝見していただき誠にありがとうございます。         
本日は歯科検診で使われるむし歯の分類についてお話ししていきたいと思います。      
まず初めににむし歯とは何か?ということですが、 むし歯とは、お口の中にいるむし歯菌(ミュータンス菌)の作り出す酸によって歯が溶かされていく疾患になります。              
私達はレントゲンや視診、触診することで、歯の構造のどこまで進行しているのか判断しC1やC2などと検診時に記録しています。                             
むし歯の分類について。                                 
むし歯がどこまで進行しているかによってC1からC4まで分類されます。          
C1ですが、これはエナメル質までのむし歯になります。 エナメル質とは歯の表面を覆う最も硬い部分になります。 C1ではこのエナメル質に限局した虫歯なのですぐに削らずフッ素塗布などを行い再石灰化を促していきます。                               
次にC2です。 C2はむし歯がエナメル質から内部の象牙質まで進行した状態です。 ここからは削って詰める、型取りをするといった処置の適応になってきます。                
次にC3です。 むし歯が象牙質の深くまで進行し歯の神経にまで達した状態です。 むし歯は細菌が原因です。 感染源は基本的に全て取り除くのが再発防止のため必要です。 そのため感染した神経を取る処置が適応になります。                                
次にC4です。 むし歯を長期にわたり放置したため、歯の頭の部分がむし歯によって無くなり、歯の根だけが残った状態です。 ここまで進行してしまうと、歯を抜く処置(抜歯)が必要になるケースもあります。
最後に二次う蝕ですが、これは一度むし歯治療をした歯(詰めたり、被せたりした歯)にむし歯が再発してしまった状態です。この場合は、一度古い詰めものを外してむし歯を全て取りきり詰め直しもしくは被せ直しが必要になります。                                      
以上がむし歯の大まかな分類になります。
むし歯が進行しないよう歯磨きを頑張ってください。
さいたま市中央区でむし歯治療を希望の方は是非ご連絡を!

 

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