歯の異常歯(癒合歯・癒着歯①)
投稿日:2020年7月9日
カテゴリ:スタッフブログ
今回は異常歯のなかでも比較的お子様に高い頻度で現れやすい【癒合歯・癒着歯】についてお話しします
【癒合歯・癒着歯】とは
【癒合歯】は乳歯の方が比較的多く出現しやすく(乳歯約3~5%)永久歯にも出現はするものの乳歯ほどではありません(永久歯約0.3%)
原因は未だはっきりとは解明されておらず、一説に母体の健康状態や遺伝ではないかという見解もあります。
今回異常歯として比較的多くの症例が確認されている【癒着歯】についてお話します。
【癒着歯】とは読んで字の如く歯と歯がくっついてしまったものです。歯が作られる時期(歯胚期)に歯の表層であるセメント質同士が癒合してしまった物を指します。また、【癒着歯】には似た症状の【癒合歯】というものもあります。これは、表層のセメント質だけでなく歯と歯が次の層の象牙質・歯髄までもが融合し1つの歯として大抵一回り大きな歯が出てきます。
主には乳歯の下の歯の前歯、犬歯~犬歯までの6本分のところで発現しやすいです。稀に永久歯でも診受けられます。
お子様の口腔内で上記の特徴に似た歯や気になる歯がありましたら さいたま市 癒合歯 歯科医院 で検索してみて下さい
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