食べることはすごいこと
投稿日:2021年4月10日
カテゴリ:スタッフブログ
皆さんはふだん何気なくご飯やおやつを食べているでしょう。
でも、物を噛んで飲み込むことは思っているほど簡単な事ではありません。
上下の歯、顎の骨、くちびる、舌、ほっぺたそしてそれらを動かす筋肉や脳の命令を伝える神経がまるで1つのチームのように協力しあって初めて食べたり、飲んだりできるのです。
この中の1つがダメになっただけでも上手に食べる事ができません。
歯の虫歯や歯周病予防はとても大切です。しかしそれだけでは足りません。硬い物を食べてよく噛むことも必要です。
現代人の顎の骨は昔と比べ小さくなっています。また形も変わってきていて、現代人は昔ほど硬い物を食べずにあまり噛まなくなっていることに関係あります。
しかし歯の大きさは昔も今も変わっていません。むしろ現代人の方が大きいかもしれません。大昔の人は硬い物や加工されていない物を食べていたので、歯の周りがすり減って歯が小さくなっていたのです。
現代人は噛む力も弱くなり顔もほっそりした人が増え、悪い事に歯並びも悪くなりがちです。
自らも食生活を見直して積極的に硬い物を取り入れ、良く噛んで食べるようにしましょう。
歯並びが気になったら伊藤歯科医院まで。
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