乳幼児の歯みがきテクニック
投稿日:2021年8月11日
カテゴリ:スタッフブログ
以前に乳幼児の月齢別の歯みがきの仕方をお伝えしました。
今回はその続きとして、歯磨きのテクニックを簡単にお伝えしようと思います。
まず歯ブラシの選び方ですが、
ヘッド部分が歯2本分くらいの大きさで
毛が密集していて、短くて丸いものがおすすめです。
毛先の固さは好みですが、程よい柔らかさのものをお選びいただければと思います。
歯ブラシの持ち方は、しっかり握ってしまうと力が強すぎてしまう恐れがありますので、
大人と同じで鉛筆を持つように握ってください。
小刻みに円を描くようにして動かします。
歯磨きの基本としては、
前歯を磨く際は手の脇を子供のほほにぴったりつけて、
奥歯を磨く際は手の脇を子供のあごにぴったりつけて押さえ、
歯ブラシの毛先が歯に対して斜めに当たるように磨きます。(歯茎側に毛先を傾ける)
虫歯になりやすい部分は、上の前歯の歯と歯の間、上下奥歯の間です。
大人同様に歯みがきだけでは歯と歯の間には汚れが残りやすいため、
小さいころから歯ブラシと合わせて糸ようじ(フロス)の練習していただくことをお勧めします。
歯みがきを嫌がる理由として多いのは、
・歯磨き中痛い思いをした
・頭や体をおさえつけられた
・口の中に突然ブラシを突っ込まれた
などが考えられます。思い当たることがあれば、改善しましょう。
最初から上手にできる子はいませんし、はじめ泣いたり暴れたりするのはみんな同じです。
かわいそうだからとしっかり磨かずに虫歯になったらもっとかわいそうですので、
機嫌を見ながらあまり気負わずにのんびり頑張りましょう。
たまには専門家にしっかり磨けているか見てもらうのも大切ですね。
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