歯の異常歯 (癒合歯・癒着歯②)
投稿日:2020年9月2日
カテゴリ:スタッフブログ
前回に引き続き今回は注意点についてお話します
【癒合歯・癒着歯】気をつけたほうがいいこと
【癒合歯・癒着歯】が出てきたからといっても特に処置が必要なわけではありませんが、まずは歯磨きに気をつけましょう。特に【癒着歯】は歯と歯のくっついているところが段差になり溝のようになってしまい歯垢が溜まりやすくカリエスになりやすいです。大抵が乳歯に多く見られる異常歯なので、保護者の方の仕上げ磨きにお気をつけ下さい。
溝が深い場合はシーラントで予防処置を行うことをおすすめします。
次に気をつけてほしいのは抜け替わりの時期(交換期)に注意が必要です。大抵【癒合歯・癒着歯】が大きいですが、2本分の大きさと比べると小さく永久歯が正常で出てきた場合歯の出てくる広さが足りなくなることが多く歯並びが複雑になりやすいです。(1本<癒合歯・癒着歯<2本)そして、それと同時に起こる問題点は【癒合歯・癒着歯】の根の吸収がうまくいかなく抜けにくくなりやすいということです。特に犬歯との癒合の場合は抜ける時期が違うため揺れにくく自分では不可能な症例もあります。交換期に入りましたら一度レントゲン写真にて根の吸収具合と永久歯の有無を確認した方が良いでしょう。その為にも定期的に健診にて確認していくことが大切です。
お子様の口腔内で上記の特徴に似た歯や気になる歯がありましたら さいたま市 癒合歯 歯科医院 で検索してみて下さい
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