小児の歯の外傷
投稿日:2020年2月20日
カテゴリ:スタッフブログ
今日は、小児の歯の外傷についてお話したいと思います。
主に、1~2歳頃の乳幼児と7~8歳頃の学童に多発しています。
乳幼児の原因で1番多いのが、日常生活の中での転倒です。
永久歯での外傷は、スポーツ中だったり、交通事故なども多いです。
歯の外傷で、最も大切なのは迅速で適切な治療です!
ただし、頭部や全身状態によっては、医師の治療を優先してください。
では、歯の外傷にはどのようなものがあるのでしょうか?
・歯冠破折(しかんはせつ)
・歯根破折(しこんはせつ)
・歯冠・歯根破折(しかんしこんはせつ)
・脱臼(だっきゅう)
などがあります。
もしも、歯が抜けてしまったら、すぐに歯の保存液や牛乳、生理食塩水などに入れて下さい。
転倒などでぶつけてしまった歯は、歯科医院を受診後、しばらく安静をこころがけ、なるべく咬まないようにしましょう。
後に合併症が現れてくることも多いので、3ヶ月~1年以上の経過観察が大切です。
数か月経ってから、神経が死んでくることも多いです。
その際は、歯が黒っぽくなってきたり、歯ぐきのところにぷくっとできものができてきたりします。
このような症状が見られた場合には、歯科医院を受診しましょう。
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