歯の生え変わり 気を付けること
投稿日:2024年10月28日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさん、こんにちは!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はお子さんの歯の生え変わりに気をつけていただきたいことをお伝えさせていただきます。
歯の生え変わりは、だいたい6歳前後から始まり12歳前後に全ての歯が永久歯へと生え変わるといわれています。下の前歯が抜け永久歯が生えてくる子もいれば、先に一番奥の乳歯の奥に
「6歳臼歯」と呼ばれる歯が生えてくる子もいます。
永久歯は「一生使う歯」なので、むし歯にしたくないですよね。
生え始めの歯は、むし歯になりやすいので、しっかりと歯磨きをすることが大切です。
診療をしていてお子さまがむし歯になると保護者の方の中には、お子さまにむかって「ちゃんと歯磨きしないから」「甘いものばっかり食べてるから」とお子さまを責める方がいます。むし歯になってしまうのは、お子さまだけの責任ではなく保護者の方の管理、協力もとても大切だと思っています。
ぜひ、お子さまだけでなく保護者の方に管理をしていただきたいです。
生え始めたばかりの歯はまだ未完成のため、やわらかく酸に溶けやすいのでむし歯になりやすいです。そのため、フッ素によるむし歯予防がとても大切です。普段から使われている歯磨剤に含まれていることも多いので積極的に使いましょう。
お子さまの場合、歯磨剤をつけて磨いた後しっかりうがいをしてしまいがちなので、フッ素のジェルもおすすめです。
おやつを食べた後や歯磨きの後などに、「むし歯の発生や進行を防ぐ」といわれているキシリトール100%のガムやタブレットを併用するのもおすすめです。
何より大切なのは「歯を磨くこと」です。
一般的にむし歯になりやすい場所は、「歯と歯の間」「歯と歯ぐきの境目」「奥の歯の溝」です。
奥に生えてくる6歳臼歯は、生えながらむし歯になってしまうことがある程むし歯になりやすいので、特に注意が必要です。歯ブラシの他に小さい毛先だけの歯ブラシ(タフトブラシなど)を仕上げ磨きの際に使うことをお勧めします。
お子さまが小学生になると仕上げ磨きをしなくなったり、自立心から仕上げ磨きをされるのをお子さまが嫌がれることがあるかもしれませんが、可能な限り仕上げ磨きをしてあげてください。
どうしても嫌がって仕上げをさせてくれない時は、市販で売っている「染めだし液」を使用して磨き残しがあるか確認するのも良いと思います。
歯の定期健診は 与野本町 伊藤歯科医院へ
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