補綴の種類②
投稿日:2022年5月13日
カテゴリ:スタッフブログ
伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回も補綴の種類、特徴の続きのお話しをしたいと思います。
今回は臼歯部(奥歯)のかぶせ物のクラウンです。クラウンとは歯全体を覆うかぶせ物のことです。
神経を取った歯や、歯質の欠損が大きい場合に使用されます。
当院でご用意できる素材をご紹介します。
<素材の種類>
金銀パラジウム合金(銀歯)
メリット ・保険適用なので費用が安くすむ
・金属なため強度が高い
デメリット ・材質上ピッタリと作ることができないため隙間が生じる
(細菌の侵入をゆるしてしまうため、むし歯の再発リスクが上がってしまう)
・金属アレルギーのリスクが高い
スーパービューティークラウン(内側に金属、外側はセラミックを使用)
メリット ・汚れが付きにくいため、むし歯の再発リスクが少ない
・天然歯に近い透き通った審美性を表現できる
・内側に金属を使用しているので割れる心配は少ない
デメリット ・強い力が加わると割れてしまうことがある
・内側に金属が使用されているため歯肉が変色する場合もある
・保険外治療のため費用が保険に比べて上がる
オールセラミッククラウン
メリット ・汚れが付きにくいため、むし歯の再発リスクが少ない
・天然歯に近い透き通った審美性を表現できる
・金属を使用していないためアレルギーリスクがない
デメリット ・強い力が加わると割れてしまうことがある
・保険外治療のため費用が保険に比べて上がる
オールジルコニア(人工のダイヤモンド)
メリット ・非常に割れづらく、噛む力が強い方でも適応可能
・金属を使用していないためアレルギーリスクがない
デメリット ・白色度が高いため、天然歯と隣り合うと色が浮いているように感じる
伊藤歯科医院では、患者様に合った補綴治療に関するご提案、カウンセリングを行っております。
気になる方は かぶせ物 治療 与野 歯医者 で検索してみてください。
■ 他の記事を読む■