子供の歯並び、気になりませんか?
投稿日:2022年12月28日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。伊藤歯科医院のブログをいつもご覧下さり、ありがとうございます。
今回は子供の歯並びについてです。
当院には子供から大人まで多くの患者様に来院いただいています。虫歯の治療が終了した子や歯磨きがしっかりできるようになること、習慣づけることができた子は定期健診に移行します。
すると歯並びやかみ合わせが気になってくる保護者の方が多くなってきます。
「上の前歯が離れて生えてきた」
「下の前歯が凸凹に生えてきた」
「出っ歯かもしれない・・・」
これは、口腔内に興味、関心を持っていただけるようになるからだと私は考えています。もちろん、早期の矯正治療の介入や日常生活の指導が必要な方には、こちらから早めにお声がけします。
子供の矯正治療は担当する先生の判断によりますが、大体6~8歳くらいになると必要かどうか予想がつくようになります。
様々な歯並びの異常がありますが、軽度なものであれば専門医でなくても改善が見込めます。
当院で取り扱っている矯正装置に「拡大床」というものがあります。「かくだいしょう」と読みます。
この装置は内部にネジが組み込んであり、保護者の方に定期的に回してもらい歯が並ぶスペースを作っていきます。
主に子供の時に使用される装置で
・6歳~12歳の期間限定の治療である。
・取り外し式で夜間のみの使用で治療が完結する可能性がある。
・将来的に抜歯の可能性があったものを非抜歯で治せる可能性がある。
・痛みがほぼない。
というメリットがあります。
デメリットとしては大人の歯が生えそろう12歳くらいまで行う必要があるので、ワイヤーを使う矯正と比較すると期間は長めになります。専門医でも用いる装置ですが、軽度な不正咬合であれば改善が見込めます。また、専門医の矯正治療は取り外しができない装置を使用するので何もしなくても治療が進んでいくかもしれませんが、拡大床はお子様と保護者の方の協力が不可欠です。
・1日8時間以上の着用(基本的には睡眠時に着用していただきます)
・装置のネジを定期的に回してもらう(2週間に1回お願いしています。回し方はしっかり装置のお渡し時にお教えいたします)
来院ペースは月に一回ですが、虫歯予防のために定期健診にもお越しください。
詳しく聞きたい方はスタッフにお声がけください。
今回はここまでです。
歯並びでお困りの方はお早めに歯科医院へご相談ください。
さいたま市 中央区 矯正 でご相談の方は伊藤歯科医院まで
■ 他の記事を読む■