歯周病と妊娠
投稿日:2019年11月14日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
歯周病が及ぼす影響について少し前にお話がありましたが、今回は歯周病と妊娠についてもう少し詳しく書いていきます。
①妊娠性歯肉炎
妊娠すると歯肉炎になりやすいと聞いたことがあるとおもいます。それはエストロゲンという女性ホルモンが関係しています。このエストロゲンは歯周病原細菌の増殖を促します。
また、プロゲステロンというホルモンが炎症の元であるプロスタグランジンを刺激します。
これらのホルモンは妊娠終期には月経時の10〜30倍になると言われており、そのため妊娠中期〜妊娠後期にかけて妊娠性歯肉炎になりやすくなると言われています。
②歯周病と早産・低体重児
妊娠している女性が歯周病に罹っている場合、早産・低体重児のリスクが高くなると言われています。
タバコやアルコール、高齢出産よりもはるかに高いリスクが報告されており、そのリスクは7倍にものぼるといわれています。
妊娠中はお口の中の環境が悪くなりやすいです。歯周病は虫歯に比べて痛みのない中で進行していきます。
妊娠中でも歯周病や虫歯の治療は可能ですので、つわりの落ち着いた時期に歯科検診をしてみて下さい。
さいたま市中央区でマタニティ歯科をお探しの方はぜひ伊藤歯科医院までお越し下さい。
お母さんのお口の中を清潔にすることが赤ちゃんにとっても大切です^ ^
体調と相談しながら一緒にお口の中を清潔にしていきましょう!
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