歯周病が全身に及ぼす影響②
投稿日:2019年10月23日
カテゴリ:スタッフブログ
今回は9/24に歯周病と糖尿病の相互関係についてお話しのつづきで、
糖尿病の他に身体にどんな影響があるのかお伝えしたいと思います。
●肝臓への悪影響
歯周病菌の毒素が、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の引き金になります。
●手足への悪影響
歯周病にかかると、「関節リウマチ」を発症する危険が高くなります。
また、手足の血管が詰まる「バージャー病」の原因や悪化に
歯周病が関わっているという研究があります。
●脳への悪影響
動脈硬化を起こして「脳卒中」や「血管性認知症」を招きます。
また、歯周病菌が発生する毒素によって「アルツハイマー型認知症」が進行してしまいます。
●肺への悪影響
高齢期に多い「誤嚥性肺炎」は、歯周病菌などの細菌が飲食物や唾液と一緒に
気管から肺に入って感染する病気です。
●心臓への悪影響
動脈硬化を起こしたり、心臓の内膜に感染したりして「心臓病」を発症・悪化させます。
●子宮への悪影響
妊婦に歯周病があると、歯周病による炎症物質が子宮を収縮させ、
「早産」や「低体重児出産」のリスクが高くなります。
このように歯周病はお口の中の問題だけではなく、
体全身に影響を及ぼす病気なのです。
「ちょっと歯が揺れてるくらいだから~」と甘く見てると大変なことになるかもしれません。
そうならないようためにも、かかりつけの歯医者さんで
しっかり定期的なメンテナンスを受けて頂く事をお勧めします。
さいたま市中央区の歯科医院は是非こちらにお越しください。
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