口腔機能について14
投稿日:2022年10月19日
カテゴリ:スタッフブログ
前回は【歯並びと咬み合わせ:混合歯列・永久歯】についてお話してきました。今回は【食事との関係性】の説明をしていきます
【食べる】こととは
食べることには条件があります。歯の本数・唾液の分泌量・舌の動き・味覚など様々な機能が関わっていますが、口腔機能に限局したものでいえば形態と機能です。
【形態】食べる為に必要な正常な歯・歯並び・咬み合わせなどのこと
歯:ムシ歯による崩壊
ムシ歯による痛み
先天的な欠損
異常歯
萌出(歯が出てくること)の遅延 など
歯並び:叢 生
正中離開
咬み合わせ:下顎前突
上顎前突
開 咬
その他(過蓋咬合・交叉咬合・鋏状咬合・逆被蓋など)
【機能】食べる為に必要な咀嚼運動のこと
舌:舌前突
嚥下(飲み込む)の動き
口唇:口唇裂
口唇閉鎖不全
呼吸:口呼吸
口蓋:口蓋裂
口蓋扁桃肥大 など
【その他】食べる為の意欲があること
見た目:食事の形態
味覚:味蕾機能不全
時間:食事時間が長い
間食:回数が多い
食事内容・量が重い
睡眠:睡眠の質が悪い
運動:日中身体を十分に動かしていない など
細かく分類すると様々な弊害とする要因があります。また【意欲】でもお伝えしましたが、食べることには心理的な要素もある為一概に口腔機能が全ての要因にはなりえません。その為まずは、食事に何かしらの問題があった場合は家庭での生活習慣を見直していただき、食べ方等での問題に関してはお近くの歯科医院で口腔機能に原因がないか診てもらいましょう。
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