血圧と歯科
投稿日:2021年3月4日
カテゴリ:スタッフブログ
今回は血圧と歯科との関係についてです。
診療室血圧140/90mmHg以上、家庭血圧は135/85mmHg以上の場合に高血圧症と診断されます。
診療室血圧が平均100/60mmHg未満で疲労、めまいなどがある場合は(本態性)低血圧症と診断されます。
診療室血圧…病院などで測った血圧。リラックスした状態より高め。
家庭血圧…朝は起床後1時間以内、降圧剤服用前、朝食前に測った血圧。診療室血圧よりも低い数値を示すことが多い。
歯科との関係は、治療時に使用される麻酔の中にはアドレナリンが含まれているものもあります。薬理作用で血圧が上がってしまったり、麻酔が不十分な場合にも痛みが原因で血圧が上がる可能性があります。普段血圧のお薬を服用されている方は、薬の飲み忘れがないようにし、治療時に気分が悪くなった方は、すぐにお伝えして下さい。治療前に血圧測定をし180/100mmHg 以上の場合は歯科治療は行わず、かかりつけの内科へ対診させていただきます。
その他に、降圧剤カルシウム拮抗薬による歯肉増殖があり、発症には汚れ、歯周炎が関係するので定期的なメンテナンスを行い口腔内状態が良好なことが大切です。
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