フロス 歯間ブラシ 使っていますか
投稿日:2024年6月5日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
皆さんは歯ブラシ以外にフロスや歯間ブラシなど使っていますか?
実は歯ブラシだけではお口の中の約6割しか歯垢が取れないと言われています。歯と歯の間は歯ブラシでは届かないため歯垢が残ってしまいます。そこからむし歯や歯周病になる方は多いのです。
そこでおすすめしたいのがフロス・歯間ブラシです。
フロス - 歯と歯のくっついている部分やポケット中の歯垢を落とすことができます。
歯間ブラシ - 歯と歯の間の隙間が大きい部分に通して歯垢を落とすことができます。
今日はフロスについて詳しくお話ししたいと思います。
ーフロスを使うメリット
①歯と歯の間の歯垢が取れることで、むし歯や歯周病の発生を予防できる
歯ブラシとフロスを併用すると約8割まで歯垢除去率を上げることができます。それによりむし歯や歯周病のリスクも減ります。
②口臭の改善・予防
歯垢は口臭の原因のひとつです。 歯ブラシで歯の溝や根元の歯垢を落とせており、フロスで歯と歯の間の歯垢も取れていれば口臭の改善・予防ができます。
③むし歯・歯肉炎・歯周病の早期発見
フロスをした時にほつれてしまう 引っかかる感じがしたら、詰め物の不適合やむし歯が発生している可能性があります。 また、出血するときは歯肉炎・歯周病など歯茎が炎症を起こしている可能性があります。
ーフロスの形状や種類
フロスには糸巻きタイプ、Y字やF字などのホルダー付きタイプがあります。
糸巻きタイプは指にフロスを巻いて使います。 慣れるまで時間がかかりますがフロスを歯に沿わせやすく歯垢がよく取れます。詰め物をしている歯と歯の間には一度通して横から引き抜けば詰め物が取れる心配がありません。
ホルダー付きタイプは糸巻きタイプに比べると歯垢が落ちにくいですが、取っ手付きであり使いやすいため初めて使う方におすすめです。F字は前歯用、Y字は奥歯用になりますがY字は前歯にも使えるためおすすめです。
また、歯と歯の間に通しやすいワックスタイプやフッ素付きのもの、フレーバー付きのものもあります。
ーフロスの使い方
歯と歯の間をのこぎりを引くようにゆっくり通過させます。上下にフロスを動かしながら歯垢を取り歯周ポケット内(2〜3m m)にもフロスが入るように動かしていきます。その後のこぎりを引くように引き抜いていきます。
頻度は1日1回です。就寝中は唾液の分泌が抑えられるため細菌が増殖しやすくなります。
むし歯や歯周病のリスクが高まるため、就寝前にするのが理想です。 メインテナンスの時にご自身で使っているフロスをお持ちいただき使い方を確認することもできます。
また、どのフロスが合っているかわからない方も当院で処方することができます。 次回は歯間ブラシについてお話ししていきます。
さいたま市中央区で クリーニング フロス使い方 ご希望の方は伊藤歯科医院までお越しください。
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