口腔の機能について
投稿日:2019年12月7日
カテゴリ:スタッフブログ
口腔は、前方は上下の口唇、側方は頬、上部は口蓋、下部は舌となります。
・口唇の機能
食物などを挟んで保持し、噛むときに閉じることで、食物が外にもれるのを防ぎます。また舌と唇が互いに歯を押し合い、歯並びを保っています。表情をつくったり、発声の調節をします。
・頬の機能
食物をかみ砕くとき、舌と強調して食物を下顎の歯の上にのせて保持します。また、口唇と同様に舌と頬で歯を押し合い、歯並びを保っています。舌と共に口腔内を陰圧(吸い込む)または陽圧(吹き出す)にします。
・口蓋の機能
舌によって食物を押し付けられることで食物の性状を調べます。やわらかな食物を舌とともに押しつぶします。口腔の上顎で発声に関係します。
・舌の機能
食物の物性や口腔内での形状、位置を調べます。舌の味覚によって、嚥下に適さない物質を選択します。食物と唾液を混合して食塊をつくり、嚥下時に咽頭に送り込みます。舌の形を変えることで、発話時の構音に参加します。口唇や頬の圧で歯が内側に動かないように歯を外側に押します。
このように、歯以外にも口腔内には沢山の役目をもつ器官があります。
お口の中の機能でお困りの方やご興味がある方は与野本町で歯科健診で検索してみてください。
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