歯並びが悪いとむし歯になりやすい?歯並び綺麗な子に育てるには
投稿日:2023年10月27日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。本日も伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は歯並びがもたらす口腔内はの影響をお話しさせていただきます。
まず歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすいためにむし歯になりやすいと言えます。
噛み合わせが悪ければ、知覚過敏にもなりやすいです。
歯並びは遺伝的な事もあり、顎の大きさなど、様々です。
しかし日頃から工夫し、意識する事によって歯並びが綺麗に並ぶこともあるんです!
顎の癖をゆがめる癖
姿勢や口呼吸の他にも、様々な癖が顎の形をゆがめています。
猫背、横を向いて食事をする、左右どちらかだけを下にして寝る、えんぴつや爪を噛む、唇をなめる・噛む、吸う・・・。様々な癖が、知らず知らずのうちに顎の形をゆがめ、不正咬合の原因を作っています。
中でも、顎をゆがめる癖のナンバーワンが指しゃぶりです。
上顎前突(出っ歯)、開咬、交叉咬合、さまざまな不正咬合の原因となります。
なぜ指しゃぶりが歯並びを悪くする?
①指で上あごを前に押す
指しゃぶりで最も問題が大きい「親指吸引」の場合、上あごと上の前歯が前に押し続けられます。
その結果、顎や歯が前方に付き出る上顎前突になるのです。
②上唇がめくれあがる
指しゃぶりをする子は、鼻づまりが無くてもいつも口をぽかんと開ける傾向があります。
その結果口呼吸が習慣化してしまい、上唇がしまりなく、めくれあがってしまうのです。
③顎が狭くなる
指を吸引していると顎の側面が常に圧迫されるため、顎の横方面への発達が阻害されます。
そのためきれいに並ばずにV字型の顎のなってしまいます。
④上下の前歯に隙間ができる
しゃぶっている指の影響で、上の前歯が前に押し出され、下の前歯が内側に引っ込みます。
そのため、歯と歯の間に指の暑さ分のすき間ができ、開咬になってしまいます。
⑤舌癖が始まる
上下の前歯の間にすき間ができると、食べ物を飲み込むときに前歯の間に舌を押し付け、はさむ癖がでてきます。
サ行・タ行・ナ行・ラ行などが舌足らずとなり、発音がおかしくなります。
⑥上下の歯がずれる
上あごの横幅が狭くなると、順調に育った下顎とのバランスが悪くなって、上下の歯がうまくかみ合わなくなります。
そのため、歯を横にずらして噛む習慣がつき、交叉咬合の原因になります。
指しゃぶりを忘れさせるアイディア
★外で思い切り遊ぶ
★家の中では手を使った遊びを!
ママの爪と子供の爪に動物の顔などを描き、親子で指遊び
粘土遊びなども試してみて下さいね。
何か不安がある方は歯科医院で相談しましょう。
さいたま市 子供歯並び お悩みの方は伊藤歯科医院へお越しください。
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