子どもの歯石
投稿日:2021年8月3日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは。今回は、子どもの歯石についてお話しします。
まず、歯石とは歯垢(歯に付く細菌の塊)が、唾液の中のカルシウムなどの成分と結びついて石灰化し固くなってしまったものなので、磨き残しがあり歯垢が残っていると、小さなお子さまの歯でも付いてしまいます。
歯垢はやわらかいので歯ブラシで取れますが、歯石は歯ブラシでは取れないので、歯科医院で専用の器具を使って除去します。
歯石は放っておくと、虫歯や歯周病などになりやすい口内環境を作り出してしまうため、出来るだけ除去した方が良いです。小さなお子さまでも上手にできればすぐに取ることができます。しかし、小さなお子さまは動かずに、長くお口をあけていることが難しく、無理に取ろうとするとお口の中を傷つけてしまう可能性があり危険です。また、歯科医院に対して恐怖心を感じさせてしまうこともあります。
すぐに、歯石除去が難しい場合は定期的に来院して頂いて、まずは歯磨きから慣れてもらい、できるようになってから少しずつ除去してあげると良いです。
歯石は表面がザラザラしていて歯垢が溜まりやすくなってしまいますので、除去できるまでは、歯垢が溜まらないように歯石の上も磨いてあげましょう。また、正しいブラッシングで磨き残しを減らし、歯石が付かないようにすることも大切です。
さいたま市中央区で子供の歯の健診をご希望の方は、伊藤歯科医院までご連絡ください。
■ 他の記事を読む■