奥歯が痛い。もしかして歯が削れているかも!!
投稿日:2024年1月17日
カテゴリ:スタッフブログ
いつもブログを閲覧して頂きありがとうございます。
本日のブログは、歯医者に通っているのに歯が痛い。むし歯は無いと言われたはずなのに...という方向けの内容となっております。
実はむし歯ではなくても歯が痛くなることがあります。
全ての原因をお話ししていくと長くなってしまうので今回は当院でよくある歯の痛みの原因についてい話ししていきます。
1.歯ぎしりや食いしばりによる歯の痛みや顎の痛み
この痛みは、朝起きた時などにみられる症状になります。
他にも寒い場所にずっといて長時間縮こまっていたり、いつも持たない重いものを持っていたりすると同じ痛みがでる場合があります。
対処法としては、まず歯と歯が当たっていないか確認しながら過ごしてもらうことが大切になります。下を向いていたり集中していたりすると無意識に食いしばっていたりすることがあります。
それでも痛みが続く場合は、マウスピースを作ることが多いです。
くいしばりや歯ぎしりの根本的な原因を治すわけではありませんが、マウスピースを作ることで歯が削れていくことを防ぐことが出来たり、顎の痛みを緩和させることが出来ます。
このまま放っておくと、知覚過敏の症状がでたり、歯が削れて噛み合わせが低くなり将来入れ歯を作ることになった時に作れない場合があります。
2.知覚過敏の痛み
歯ぎしりくいしばりに繋がる話になりますが、知覚過敏も歯の痛みとしてお越しいただく方も多くいらっしゃいます。
知覚過敏とは、歯ぎしり食いしばりや強く歯ブラシをしたりすることによって歯の表面が削れて象牙細管という歯の神経を伝う管が露出してしまい冷たい物や甘い物を食べたり飲んだりするとしみる症状です。
歯医者では、しみるという表現をしますが冷たい物が当たると「キーン」という痛みが走ります。
知覚過敏の症状が出た際には、知覚過敏用の歯磨き粉を使用するように促します。
知覚過敏に効用がある歯磨き粉を使うことで、症状が治まるかたもいらっしゃいます。歯科医院の他にも薬局などで売られている知覚過敏用の歯磨き粉も効果があるので知覚過敏でお困りの方はまず使用してみて下さい。
ただ、症状が強い方はこれだけでは効果が無い方もいらっしゃいます。
その場合は歯科医院でのしみ止めの塗布を行ないます。効果の持続は人それぞれになりますがしみ止めを塗ると症状が一時的に治まる方がほとんどです。
また、知覚過敏は加齢が原因で起こることもございます。
年齢と共に歯ぐきが下がってしまったり、歯の表面がえぐれていく方もいらっしゃいます。
その場合はえぐれている部分を樹脂で埋めて処置する場合もございます。
これらの例は一例になります。歯科医の判断で処置を致します。
さいたま市与野で知覚過敏の処置をご希望の方は伊藤歯科医院でお待ちしております。
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