TCH・歯ぎしりくいしばり・マウスピースの必要性について|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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TCH・歯ぎしりくいしばり・マウスピースの必要性について

投稿日:2024年8月23日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさん、こんにちは!いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回はTCHとマウスピースの必要性についてお伝えさせていただきます。

みなさんは「TCH」という言葉を聞いたことがありますか?

Tooth Contacting Habitの略で、「歯列接触癖」のことをいいます。

上下の歯を持続的に接触させる癖のことで、普段何もしていないとき人間の上下の歯は接触していません。くちびるを上下閉じていても上下の歯は触れていないのです。本来、上下の歯が2~3ミリ離れているのが理想の状態です。

歯ぎしりやくいしばりと違い強い力が加わるわけではありません。

しかし、このTCHがあると顎関節への負担だけでなく歯や歯の周りの歯周組織にまで影響を及ぼします。例えば歯がしみてしまう知覚過敏や歯が割れてしまったり、歯を修復する被せものが割れてしまうこともあります。TCHがあるからといってこのような症状が必ず出るわけではありませんが、自覚症状が出る前に自分の「癖」に気づくことがとても重要です。

TCHのチェック方法

  1. ①姿勢を正しくして正面を向きます。
  2. ②上下のくちびるを軽く接触させます。
  3. ③上下の歯が接触しないように少しずつ離す
  4. 上記の1~3を行った際に口元や顎周辺に違和感を感じるようであればTCHの可能性があります。

もし違和感があったら、どうしたら良いか…

TCHは無意識な習慣なので、すぐにやめられるものではありません。日中、パソコンやスマホ、テレビ、家事などで集中しているとついやりがちです。

効果的なのは、付箋や紙などに「歯を離す」と書いたものをパソコンや壁など目につく箇所に貼り日中意識して歯と歯を離すようにしましょう!

自分の口の中を観察していただくと、頬に歯が押しつけられた痕(圧痕)や舌の側面に歯が押しつけられてできる痕がありませんか?日頃から自分の口の中を観察して変化を確認するようにしてみましょう。

歯の噛む面のすり減りや歯の裏側にでこぼこした骨の隆起が多いかたは、歯ぎしりやくいしばりの可能性が高くなります。このような症状のかたは日中、TCHに気をつけて、夜間寝てる間はマウスピースやナイトガードなど歯を守る装置を装着して寝ると歯のすり減りや歯の根元の削れを防ぐことができます。

マウスピースなどは歯科医院で歯形を取って作ることができ、歯科医院にもよりますが保険で3000~5000円程度で作ることができます。

ご自身の歯と顎を守るため、緩和するためにぜひ歯科医師、歯科衛生士とご相談ください。

 

TCH 歯ぎしりなど歯のお悩み、ご相談は与野本町 伊藤歯科医院まで

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