反対咬合って?
投稿日:2021年1月20日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
今日は反対咬合についてお話ししたいと思います。
反対咬合とは、歯列不正の1つで上の歯が下の歯よりも外側に出ている状態のことをいいます。
前歯に起こることが多いです。受け口と呼ばれているものです。
反対咬合はとくに成長に大きく関与し、顔貌にも大きな影響をおよぼします。
大きく分けて4つに分けられます。
1.機能性の反対咬合
2.歯性の反対咬合
3.骨格性の反対咬合
4.複合型の反対咬合
なかでも、機能性の反対咬合には下顎を前に出す原因があり、その誘因は1つだけではありません。
例えば、
・乳犬歯が早期に接触して、下顎を前に誘導してしまう。
・うがいをする時などに下顎を前に出してうがいしてしまうことによる前方移動
・舌の位置が悪い
・よく泣く(泣く時に下顎が前に移動してしまう)
などが挙げられます。
反対咬合は発見しやすい不正咬合であり、自然治癒する場合もあります。
1歳6ヵ月で不正咬合を発症した子供は16.2%ですが、5歳では5.7%と減少しています。
それは、不正な外力が改善されたためだと考えられます。
反対咬合は、早期に発見し、早期に改善することが大事だといえます。
さいたま市で反対咬合が気になる方は伊藤歯科医院へ
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