歯並びに影響する癖②
投稿日:2022年8月2日
カテゴリ:スタッフブログ
約一月前に悪習癖として、指しゃぶりや噛み癖、頬杖や睡眠姿勢についてお伝えしました。
今回は続きで歯並びに影響を及ぼす悪い癖について
『姿勢』にピックアップしてお伝えしようと思います。
人間は約200の関節を持ち、立っているときも座っているときも
常に関節と筋肉でバランスをとっています。
顎の関節は人体の一番上に位置しますので、姿勢が傾いた時には
体のバランスをとろうとして頭や顎の位置が変わります。
・立った時の姿勢
猫背になると体が後ろに引けます。
その結果バランスをとろうと頭が前に出ようとします。
これを「前頭位」といいます。
頭の重さは5kgあるので前頭位の状態では体のバランスを整えようと運動連鎖が起こり、
下顎が後ろに引っ張られて下がります。
その結果、口がポカンと開いたり、低位舌、出っ歯に見えるなどの状態になります。
姿勢が悪いと肩こりなども起こると言われていますね。
・座った時の姿勢
座った時に猫背になると、重心が腰で固定されていますので、
立った時よりも首と腹部を圧迫します。
そうすると苦しいので楽な呼吸を行うために頭を傾けて、
下顎を前に移動させようとすることがあります。
このように姿勢一つとっても、歯並びや顎の形、顔の形までも影響することがあります。
歯ブラシやフロスももちろん大切ですが、
それ以外の時間にも影響する癖があることも知っておきましょう。
姿勢がよくて困る人はいないと思いますので、
少し気にしてお子さんを見てみてはいかがでしょうか。
あわせて、定期的に歯並び、生え変わりのチェックも専門家にしてもらいましょう。
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