上下歯列接触癖について②
投稿日:2021年6月17日
カテゴリ:スタッフブログ
以前上下歯列接触癖(TCH)について少し書いていましたが、顎の痛みが続いている人の50%以上がTCHがあると言われています。
上下の歯が接触しているのが常にある人もいれば、ある場面でのみしている人もいると思います。
特に接触しやすい場面は
・緊張時
・うつむいている時(スマホ操作時、料理中、勉強時など)
・集中している時
年齢が上がるにつれ増えていきます。
就寝時の歯ぎしり、くいしばりはマウスピースである程度顎や歯を保護することが可能ですが、日中はご自身で意識してもらうことしか出来ません。歯ぎしり、くいしばりよりも軽い力ですが長時間行われることが多いので、顎や歯に大きく影響します。
TCHが関係する歯科疾患は
知覚過敏、口内炎、原因不明の歯の痛み、歯周病の悪化、義歯の痛み、歯根破折、インプラント上部のゆるみ、補綴物脱離…など沢山あります。
TCHを止めるには、まずは気づくこと!意識すること!が大切です。
メモを見える所に貼ったり、深呼吸して体の力を抜きリラックスしましょう。
さいたま市 歯の痛み でお悩みの方は、伊藤歯科医院へ☺
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