3~6歳の年齢別むし歯予防について
投稿日:2024年12月16日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は幼児から始めるむし歯予防について3歳から6歳の年齢別にご紹介していきます。
年齢ごとに異なる発達の特徴があるため、発達の特徴と歯科での対応をご説明します。
-3歳頃-
発達の特徴
・基本的な運動動作が身につく
・食事,排泄,衣類の着脱などほぼ自分でするようになる
・語彙が急激に増加し、盛んに質問する
・予想や期待を持って行動するようになる
歯科での対応
・食事,排泄,衣類の着脱などを自分で行えるようになった頃に、自分で自分の歯を磨く習慣を取り入れていきます。 歯磨きの仕方の指導を始めるタイミングも大体この年齢からです。
指導とはいってもまねっこレベルで歯ブラシを噛んでも問題はありませんが保護者の方が使う仕上げ用の歯ブラシと自分で磨く用の歯ブラシを分けて使用するようにしましょう。
ブクブクうがいがまだできないお子様は練習してブクブクうがいをできるようにしましょう。
できるようになったらジェルタイプの歯磨き粉からペーストタイプの歯磨き粉に少しずつ切り替えていきましょう。
-4歳-
発達の特徴
・バランス感覚が発達し、体の動きが巧みになる
・手先が器用になり、ハサミなどを扱うようになる
・想像しイメージを膨らませたりして遊ぶ
・目的を持って行動する
歯科での対応
・手先が器用になると歯ブラシを歯に当て動かす動作が安定してきます。
10秒数えて横に動かしてみよう!!と声かけなどをし動かし方について詳しくお伝えしていきます。
-5歳-
発達の特徴
・運動機能がますます発達し、活発に遊ぶ
・生活に必要な行動のほとんどを1人でする
・自分の気持ちを伝え、相手の話を聞こうとする。
・自分たちで活動や遊びの決まりを作ろうとする
歯科での対応
・歯磨き指導だけではなく、むし歯予防に関する話を少しずつ始めます。
・お子様に伝わりやすいように言葉を選び説明し、保護者の方には食生活を見直すきっかけにつながる話をさせていただきます。
-6歳-
発達の特徴
・全身運動が滑らかで巧みになる
・予想や見通しを立てる力がつく ・自立心が高まっていくが、身近な大人に甘えることもある
・手先が器用になり、絵や工作の表現を楽しむ
歯科での対応
・予想や見通しを立てるようになる時期に、下顎前歯の歯がグラグラして歯が生え変わる話や6歳臼歯の話をお子様にお伝え出来たらさせていただきます。
お子様は興味深く聞いてくださいます。
6歳臼歯はしっかり生えてくるまで歯肉が被った状態になっています。 汚れが溜まりやすく、むし歯になりやすいので保護者方も注意して見てあげてください。
就学時前の年からひと通り歯磨きが1人で行えるように準備しておくことも大切です。
何かわからないことがありましたら、担当の先生や衛生士にご相談ください。
さいたま市中央区、むし歯、予防歯科、子供で気になることがござましたらお気軽にご連絡いただければと思います。
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