中心結節てなに?
投稿日:2022年7月29日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
いつも伊藤歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は中心結節についてお話します。
中心結節とは歯のかみ合わせの部分にできる角の様なもので、歯の形成異常の事です。下の歯の前から5番目あたりの歯に多くみられ、1~4%の確率で出現します。中心結節自体は問題はありません。しかし中心結節に神経が通っていた場合、折れてしまうと大変なことになってしまいます。
自然にすり減る場合もありますが、中心結節が折れてしまうと神経が露出してしまい神経を取らなければいけません。
そうならないために対策できることがあります。
- シーラントやレジンというもので中心結節の周りを固め折れないように補強する。
こちらの処置は噛むことで自然に歯がすり減るよう促す目的です。
- 根元から折れることを防ぐために少しずつ削り短くしておく。
こちらの処置は事前にレントゲン写真を撮り神経の有無を確認する必要があります。急激に削ると象牙質の露出により痛みが出てしまうので少しずつ確認しながら削ることが重要です。
神経を取ると歯の寿命が短くなってしまうので早めに対策しましょう。
中心結節が気になる方はさいたま市中央区歯医者をお探しの方は是非伊藤歯科医院までお越しください。
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