歯科治療の緊張、不安を解消!静脈内鎮静法とは|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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歯科治療の緊張、不安を解消!静脈内鎮静法とは

投稿日:2025年4月21日

カテゴリ:スタッフブログ

歯科治療で緊張や不安を感じたことはありませんか。                     インプラント手術などの外科的な治療なら、なおさら不安が増すこともあると思います。
本日は治療の不安を和らげ、リラックスした状態で治療を受けることのできる静脈内鎮静法
についてご説明いたします。

 

2017年日本歯科麻酔学会のガイドラインの定義では、歯科治療に対する恐怖心や不安、緊
張を最小限に抑制し快適かつ安全に治療を施行するために薬物を使用して患者管理を行う方
法と記載してあります。


具体的には鎮静剤を静脈投与し、意識をコントロールする方法で、今まで術中のドリルの音
や振動などによる恐怖心が理由で治療に踏み切れなかった方もリラックスした状態で治療を
受けることが可能です。


全身麻酔とは異なり術中に話しかければ応答できる程度の意識は残りますが、術後にその記
憶が残りにくいというメリットがあります。
静脈内鎮静法はあくまでも不安や恐怖心を取り除き精神的な安静状態をもたらすことが目的
です。したがって痛みのコントロールは通常の歯科治療で使用する局所麻酔を用います。

 

静脈内鎮静法はこんな方におすすめです


・歯科治療に恐怖心がある方
・嘔吐反射がある方
・歯を削る音や振動が苦手な方
・長時間口を開けるのが苦手な方
・治療の本数が多い方

 


静脈内鎮静法は全身麻酔とは異なり、麻酔の効果が速やかになくなるために入院する必要が
なく、日帰りでの治療が可能です。


ただし、個人差はありますが、治療後はふらつきや眠気がなくなるまでしばらく安静にする
時間が必要となること、施術前には食べ物・飲み物の制限があり、当日の自動車やオートバ
イ・自転車などの運転はできなくなります。
服装も締め付けのないゆったりしたものを着用し、ヒールの高い靴は避けてスニーカーなど
の歩きやすい靴で来院していただいております。


また、小児、妊娠中の方、緑内障・てんかんの既往がある方など静脈内鎮静法を受けられな
い方もいます。鎮静法を用いる際は歯科医師、麻酔科医、カウンセラーと相談しながら方針を決めていきます。


伊藤歯科医院ではインプラント手術の際に静脈内鎮静法を行うことが多く、リラックスした
状態で手術を受けていただいております。

 

当日の施術の流れ

①体調を確認
食べ物・飲み物の制限ができているか、体調に問題はないかを確認します。


②麻酔科医による問診、説明
施術方法の説明、術後の注意点の説明をします。


③点滴から薬剤投与
お手洗いを済ませていただき、生体モニターで血圧・酸素飽和度・呼吸状態を確認し、点滴
から薬剤を投与します。


④治療開始
薬剤投与後、薬の効果が見られたら局所麻酔をして治療を開始します。
治療中も生体モニターで体調を確認しながら、薬の量を調整します。


⑤治療終了後の体調確認
必要に応じて意識を覚ますお薬を投与します。
治療後すぐは、ふらつきや眠気が残っているため安静にしていただき、問題がないことが確
認できましたらご帰宅となります。

 

伊藤歯科医院では歯科医師、カウンセラーと治療方針の説明や確認をおこない負担を最小限
にするように心がけております。静脈内鎮静法は選択肢のひとつで、治療の不安や恐怖心で
治療に踏み切れなかった方も安心・安全な治療が可能です。
静脈内鎮静法をご希望の方はさいたま市 伊藤歯科医院にお気軽にご相談ください。​

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