歯の異常歯【カラベリー結節①】
投稿日:2021年4月17日
カテゴリ:スタッフブログ
これまで様々な異常歯についてお話してきましたが、今回は【奥歯に出現しやすい異常歯】のお話を数回にわけてお話していきます。
【異常歯】の種類
今回は今までの異常歯のことについてもふれながらお話していきます。
まず、異常歯といっても以前お話してきた【癒合歯】【中心結節】【盲孔】と、ありましたがこれらは形態的異常歯であり今回お話する【カラベリー結節】もその一つです。
形態的異常歯の他に欠損歯・過剰歯など歯の本数が基本と異なる異常歯もあります。これらの殆どが先天的なものであり、胎児の時何かしらのものが作用したことにより発現したと考えられてますが明確には解明されてないものもあります。
【カラベリー結節】はどこにできるか
【癒合歯】と【盲孔】は前歯に多く、【中心結節】は小臼歯(糸切り歯の後ろにある奥歯と比べると一回り小さい歯)に多く発現しやすいですが、【カラベリー結節】は上顎第一大臼歯(奥にある1番大きな歯であり、大人の歯の別名で6歳臼歯とも言われています)に多く発現しやすいです。乳歯だと上顎第二乳臼歯の(子供の歯の1番奥の歯)が発現しやすいです。
次回は【形態的特徴】と【気をつける点】についてお話していきます。
【カラベリー結節】の特徴に似たものがある方、今まで歯科医院で診てもらったことがない方、歯の衛生指導を受けたことがない方はぜひ歯の健康診断を受けに歯科医院にお尋ね下さい。
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