唾液の役割
投稿日:2020年11月6日
カテゴリ:スタッフブログ
以前、唾液の役割についてと唾液が減ってしまうとどうなるかお伝えさせていただきました。
今回は唾液の役割について細かくお伝えしていきたいと思います。
再石灰化作用・・・再石灰化とは虫歯菌などが作った酸で溶かされた歯のエナメル質表面のハイドロキシアパタイトが唾液などの働きで再び歯の表面に形成される現象をです。食事をすると歯の表面についたプラーク中の虫歯菌が酸を作り歯の表面が溶け始めます。しかし、唾液の働きで30分以上かけ歯の表面の酸性度が中性に戻ります。これが再石灰化です。
消化作用・・・消化といえば腸や胃の役割というイメージがありますが、唾液も消化作用を担っています。唾液の中にはβアミラーゼという酵素成分が入っており、これがでんぷんを分解してくれる消化液の1つです。食べ物は噛めば噛むほど唾液が出ます。この作用があるおかげで消化時の胃の負担を軽減してくれます。理想は一口30回噛みましょう!
唾液の役割はまだまだあります。つづきはまた今度。
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