歯科医院に伝えておくべき病気【気管支喘息】|さいたま市・南与野・与野本町の歯科医院

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歯科医院に伝えておくべき病気【気管支喘息】

投稿日:2023年11月17日

カテゴリ:スタッフブログ

今回は【気管支喘息】についてお話していきます。

喘息は軽度の方から重度の方まで様々ですが、ご家族、ご友人、職場の方等1~2人くらいは身近にいるのではないでしょうか。また子供の時にのみ現れていた方もいるのではないでしょうか。そのくらい喘息は珍しくありません。では、実際に喘息症状が現れたとき対処はできますか?どのようなことに気を付ければ良いか正しい対処方を知っているという方はそこまで多くはいません。日常生活と歯科医院での気を付けることには違いもあります。

 

【気管支喘息】とは

そもそも喘息とは気道が長期間炎症を引き起こし咳や「ひゅーひゅー」「ぜーぜー」といった喘鳴(呼吸時気道が狭くなった時に出る音)、呼吸困難な状態が発作的に繰り返し起こる症状であり慢性の気道炎症症状です。割合は大人<子供であり大人は約5%・子どもは約10%が喘息症状に悩まされているといわれています。(最も多く発現しやすいのは乳幼児期ですが成長にするにつれて、ほとんどの方は症状が消失し約30%の方は大人になっても残るといわれています)

 

【気管支喘息】の原因

様々な刺激で引き起こされやすいですが、大本はアレルギーになりやすい遺伝的要因を持っていることや呼吸器の過敏症が原因といわれています。一般的にはほこりやダニ・カビなどのハウスダストや天候によっても左右されることがあります。

 

【気管支喘息】の症状

発作症状が発現していない場合基本的に無症状はありますが、時間帯によっては早朝・就寝時発現する方もいます。呼吸時息を吐き出す呼気の音が「ひゅーひゅー」「ぜーぜー」といった喘鳴症状が現れるのが最も知られている症状です。

 

【気管支喘息】の治療法

基本治療としては長期的に喘息症状が出ないようにする薬があり毎日使用します。薬の殆どがステロイドの吸入タイプが多く場合によって内服薬や気管支拡張薬を使用することもあります。発作時は吸入タイプの気管支拡張薬を使用します。

 

【口腔内】との関連

吸入タイプのステロイド薬は長期間使用していると口腔カンジダ症が発現することがあります。抵抗力が低下している為感染を引き起こしやすく傷も治りにくい為清潔にしておくことや吸入後はよくうがいをするよう心掛けて下さい。

【診療時】の注意

メインテナンス時に関しては特に注意することはありませんが、口腔衛生が不良の場合は指導を受け衛生的であるよう心掛けて下さい。

治療時は長時間口を開けていることにより乾燥や切削時の粉塵、水などの誤飲から発作が出てしまうことがあります。薬剤・接着剤・レジン・消毒薬などの刺激臭から誘発されることもあります。また、アスピリン喘息に関しては消炎鎮痛薬の過敏症状があり【NSAIDs】は禁忌とされている為、事前に以前アスピリン喘息と診断されたことがある・鎮痛薬を含む薬剤で発作を起こしたことがある方は問診時または治療前に必ず伝えておきましょう。

 

来院時に発作の頻度や程度をお伝えください。

発作頻繁に起こる方は事前に吸入器を持参して来院して下さい。

天気に左右されやすい方は気圧や天候の不安定な時は受診を控えておきましょう。

 

持病があり受診が心配、不安な方は 喘息 中央区 歯科医院 にて伊藤歯科医院を検索してみて下さい。様々な方が不安なく診療できるよう心掛けています。 

 

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